レジオネラ対策に必須!温泉タンクの定期清掃
温泉ソムリエです。
今回はタンク清掃のお話です。
「最近、源泉タンクの清掃をしていないな」や「浴槽系統の洗浄直後にレジオネラ属菌が検出してしまう、なぜだろう?」など温浴関係のレジオネラ対策に興味がある方はぜひ一読ください。
温泉タンクや回収タンクは浴槽水系統のレジオネラ属菌繁殖防止の観点から定期的な清掃が重要です。
タンク清掃と一口に言っても多岐にわたります。
温泉タンク内は泉質にもよりますが、硫化水素ガスが残留している可能性があります。そのためタンク清掃を行う前に送風機にて空気の置換を行い、酸素濃度や硫化水素濃度などを測定して安全を確認します。
その後、高圧洗浄器にて清掃を行い、清掃後は高濃度塩素消毒液にてタンク内を消毒して完了となります。
送風機にてタンク内の置換を行う
作業前に酸素濃度測定
タンク内清掃
高濃度消毒液の濃度確認
消毒作業
タンク清掃時は安全を最優先して作業を行います。
少しでも気になる方は気軽にご相談ください。