炉筒煙管ボイラーの腐食進行を抑える
先日、宮城県某所でボイラーの内部点検を行いました。
これはボイラー内部煙管の一部です。
他社が水処理を行っておりましたが、それまでの水質分析結果でも鉄分が高く検出しており心配しておりましたが、内部点検時にピッチングが見られました。その後、当社の薬品に切り替えていただき、1年後・・・。
こちらが1年後の写真です。腐食の進行が止まり、若干被膜が形成されています。
その後、腐食は進行していません。
最後に
こちらのボイラーは炉筒煙管ボイラーと言い、保有水量が多いボイラーです。すぐ障害が起きるということは稀ですが、現在主流になっている貫流ボイラーは保有水量が少ない為、このような状態が続くと短期間で障害が起きることがあります。そのため、適切な水処理が重要です。当社では定期的な水質分析、内部点検をもとにお客様に最適な水処理案をご提案致します。
「うちのボイラーはいつも鉄が高いけど大丈夫かな」や「いつも同じような水質分析結果だけど、これって大丈夫なのかな」など思うところがありましたら気軽にご相談ください。